ブースケのドイツなんでも日記

南ドイツ、ミュンヘン在住のブースケ日記。 毎日の生活の中で面白いテーマをドイツからお届けします。

Mittwoch, Oktober 12, 2005

花粉症との闘い(1) スクラッチテストの巻

日本にいた時からの最大の悩み:アレルギーといよいよ闘う時期がやってきました。
小さい頃からアトピーに悩み、大人になってからは花粉症に泣かされ、ドイツでも毎年6,7月は外に出れないくらいの症状です。
温かくなってきた時期にビアガーデンで一杯・・・なんてやろうものなら、鼻はつまるし、呼吸出来なくなっちゃうし、食べたり飲んだりなんか、とてもじゃないけど出来ません。
前々から聞いていた、『減感作療法』と呼ばれる免疫療法を今年から始める事にしました。
理由としては、
  1. 来年の夏にちょうど卒論を書くのに、花粉症の症状をなるべく避けたい
  2. 妊娠、出産する前に(まだ予定はないけどね。一応)アレルギーを抑えておきたい(妊娠中の薬の服用・副作用を避ける)
  3. 今まで先延ばしにしてきたけれど、いい加減向かい合わないといけない問題なんだよね
などなど。。。一番の理由は1番の卒論問題です。

さてさて、『減感作療法』って一体どうなんでしょう???何をすればいいの???
  1. アレルギー検査
  2. エキスを薄めた液(抗原)を定期的に注射
これだけ?って感じだけど、結構根気のいる治療なんだって。

今日はまず最初のアレルギー検査を受けました。。この検査はスクラッチテストとも言い、腕にいろいろなお薬(アレルギーの原因になるエキス)をつけてから、針でその部分を引っかいていきます。10分くらい置いてから状態をみると。。。まっかっかになってるー!!

かなり良い反応で、看護婦さんもお医者さんも驚いてました。下↓の写真。このボツボツしているのがスクラッチの後の反応です。薬を飲んで30分位して落ち着いた頃の写真。





さて、今回のテスト結果で最初の注射を注文したので、あと2,3週間後から本格的に治療を始めることになります。

最初の10週間から6ヶ月間は週に1~2回、毎回1~2本の注射を続けます。
その後、ひと月に1~2本の注射を、数年にわたって打つ(えー!卒論間に合わないじゃん!!!)。
トータルで30~40本の注射が必要らしいです。
薄い濃度から始めて、少しずつ濃い濃度のものに変えていくんだって。
途中、症状が消えたとしても、最低2~3年かけて根治させるものなんだそうな。

これからながーい道のりになりそうですが、出来る限りブログでもレポートしますね☆



人気blogランキングへ  ←いつも応援ありがとうございます。良かったらブログランキングにワンクリックお願いします。☆
Bitte hier klicken (fuer das Blog-Ranking☆)

1 Comments:

  • At 11:59, Blogger busuke said…

    cha chaさん、応援ありがとうございます!
    まだ注射を注文してる段階なので、これからが勝負ですね。
    でも、実は私、結構面倒くさがりなので、最後まで通院できるかどうかが不安です。
    旦那様のアレルギー、治ってよかったですね。
    家の旦那はアレルギーはないものの、虚弱体質で困ってます。
    風邪とか引いて、2,3週間仕事休んだりしたことも・・・、「よく首にならないなー。」と内心思ってます。これも働く人に優しいドイツだから。

     

Kommentar veröffentlichen

<< Home