ブースケのドイツなんでも日記

南ドイツ、ミュンヘン在住のブースケ日記。 毎日の生活の中で面白いテーマをドイツからお届けします。

Sonntag, November 06, 2005

労働許可を巡って・・・


9月からバイトしているドイツの某大企業、S社での出来事です。。。

必要な書類のリストの中にArbeitserlaubnis(労働許可という欄がありました。
他の書類はもうバッチリ提出してあるのですが、労働許可がよく分からない。

以前のビザには「年間90日間以内での労働は許可される」的な事が書いてあったのですが、去年の結婚以来新しいビザをもらっていて、そこには労働許可の件については何も書いていない・・・。

人事の担当者に電話してもいないし(金曜の16時には帰ってるし、ミーティングでつかまらないし。。。)。
うーんどうしましょう。。。と思っていたらその担当者からうちの上司にメールで労働許可の催促がかかってきました。
連絡してみたらちょっと脅しっぽい感じで「一刻も早く労働許可を提出してください」的な事をいわれたので、まずはインターネットで調べてArbeitsamt(労働局)(写真↑)に行くことに。

一日目

朝はやーく行かないと込むし、大学の講義の前に済ましたかったので、早めに労働局に行って、行ってびっくり「今年から法律が変わって、労働局では新しいEU加盟国しか取り扱ってません。」との事。

だって、インターネットに載ってるじゃん。法律変わったら早く直してよー!


・・・結局いつもの悪名高い移民局(Kreisverwaltungsreferat、略してKVR)へたらい回しされることに。。。
その日は大学もあるし、移民局は水曜日は予約をとった人のみの日なので、次ぎの日も早起き。


二日目

今日も早起きで移民局へ。。。いつもの外国人学生コーナーではなくて普通の外国人コーナーへ。
学生部門に比べるとだいぶ空いているようですが、それでも待つこと1時間。やーっと私の番が。。。
中に入って、必要書類をばーーっと並べて、事情を説明すると。。。

「あなた、労働許可いりませんよー。」とあっさり。
ガ━━(゚Д゚;)━━ン!

唯 一良かった点は何と移民局のおじさんがかなり物分かりが良い人で、どの法律が適用されるとか教えてくれたり、人事の担当者に証明する為、(ドイツ人は法 律とか証拠に弱いから)私のビザにもう一度「労働許可」って書いてくれたこと。
しまいには「S社はいつもこんなのばっかりだよ。」って言い出すし。。。S 社とI社はドイツ国内でも(外国人多いのに)対応が遅くて有名なんだって。

担当者には手紙で私 が二日間この労働ビザの件で費した事、法律が今年から変更になって、ドイツ人と結婚している外国人は(EU以外の国)労働許可が要らなくなった事(どの法 律が適用されるかも)、証明するためにわざわざ前のビザに労働許可と印刷してもらった事、これからの為に覚えておいて欲しい事、、、などを書いてビザのコ ピーと送付しました。。。

それから3週間位経つけど、いまだに何の反応もありません。(普通、お詫びとか、一言受け取りましたとか、言ってくるものなのに)

ついでに言っちゃうと、9月中旬から働いているのに、まだお給料が支払われていない。。。。。。 

今月末にも払われない場合は訴えるしかないですね。大企業なんだから、しっかりしてよ!ヾ(。`Д´。)ノ彡☆ブーブーッ!!


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9 Comments:

  • At 23:52, Blogger Minako said…

    ひどい話ですねえ!!!
    でも、役所(労働局)の適当な対処のやり方、移民局の長蛇の列、最後にS社の担当者が絶対に謝らないところ、そっくりです、そっくり!スウェーデンに!!
    まず、謝ったら絶対にソンと思っているとしか思えない態度にはよく出会います。どんなに明白なミステイクを犯してもです。なんかそういうところは日本人とは違うんだなと思ってしまいます。逆に日本人は『そーリー、そーリー」って謝りすぎとか言われます。よね?

     
  • At 18:38, Blogger busuke said…

    私も強く言えない日本人的な部分があるので、
    ドイツ人が私の立場だったら絶対もっともめてると思います。

    でも、ちょっと調べたらお給料の未払いが3ヶ月以上続くと(そしてこちらから何も法的な手続きをしないと)会社側は支払わなくても良くなるらしいです。なので、私の不利になってしまう。

    今のところは例えば、私が仕事を拒否しても(仕事しなくても)法的には認められるんだって。その分のお給料はもちろんもらえないけど、例えば明日から働かなくても給料もらってないんだから、法的には私の方が有利。今月末には3ヶ月分のお給料が振り込まれると思うけど、今のところ何の連絡もなしです。
    スウェーデンもこんななんですね。
    ドイツ人も絶対謝りませんよ。頑固っていうか、自分の得しか考えていないというか。

     
  • At 19:57, Anonymous Anonym said…

    移民局のお話ですね (^-^;
    あまりこのネタは触れたくないですね~、前回の事が思い出されてきて、ふつふつと怒りが湧き上がってくるので・・・

    しかし、人事担当者の対応は本当に不誠実極まりないですね。自分の非を認めることを何故そこまで頑なに拒むんですかねぇー? 
    これはキリスト教の教えと何か絡んでいるのでしょうか・・・

     
  • At 23:37, Blogger busuke said…

    Cha Chaさんへ、
    往復の時間がそんなにかかるような場所なんですか、お役所。
    やっぱりアメリカは広そうだなー。

    しかも待ち時間もたっぷりですな。待ってる間にお買物したり食事したり・・・ってしてる間に番号が回ってきたりしてるんですよねぇ。

    ミュンヘンの移民局は全部番号札を取って掲示板に番号が訂時されるまで待つシステムです。
    以前は機械から自分でとるシステムだったのが、一人で何枚も取ってすっぽかす人が多いのか、インフォサービスみたいな所でもらうシステムに変わってました。

    これからもっともっと良い変化を遂げて欲しいモノダ。移民局よ。

     
  • At 23:39, Blogger busuke said…

    jassiさん、
    移民局ネタはそちらのブログでもコメントに熱が入っちゃいましたよね。
    それにしても、人事部の担当者の人。今日(何故か夜の20時に)メールの返事がやっと来たものの、内容はと言うと・・・
    次のネタにとっておきます。
    こうご期待。でも、そんなに伸ばすほどの内容でもないかも。

     
  • At 12:45, Blogger Kaolu said…

    ほんと、ひどい話です。労働ビザ・滞在ビザ・ビザの話でいい話はまったく聞かないですよね。
    お役所に限らず、ここってホントに正確な情報を知っていなきゃならない人たちが、知らないことが多くて、たらい回しにされること多々あり。
    結局みんな知らなかったりして。
    ちょっと自分の仕事にもっと責任持ってよって言いたくなります。

     
  • At 21:07, Anonymous Anonym said…

    busukeさん、はじめまして。
    Tinaさんのblogから飛んできました。
    私も労働VISAでは少々トラぶりましたので、人ごとに思えません。
    (私の場合は3日遅れでお給料をいただきましたが..)
    これからも遊びに参ります。
    頑張ってくださいね!

     
  • At 23:23, Anonymous Anonym said…

    Busukeさんへ

    労働局ネタは尽きないですね。
    私の友人も現在タライ回され中。
    あの手・この手を使って何とかしようと奮闘していますよ。

    何をするにも、ドイツって余計な時間が掛かる気がします。免許・滞在ビザ・など・・・。
    語学学校の事務ですらまともな回答が帰ってこない。
    「頼むから自分の仕事内容くらい正確に把握して!」って思います。

    From Tina

     
  • At 23:38, Blogger busuke said…

    ドリアンさんへ、
    はじめまして!コメントどうもありがとうございます。
    そちらのブログも早速チェックしちゃいましたよ。
    でも、お給料が3日遅れでもらえて良かったですネェ。
    私の場合はやっぱり後3週間待つことになるかも。。。
    こうなったらドリアンさんを真似て、節約生活突入しかない??
    それにしても、ご飯とっても美味しそうっす。

    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
    Tinaさんへ、
    本当にビザの件で苦労しなかった人の方が珍しい位だと思います。
    今回の件でまた実感したことは「ドイツ人は裁判で負けるまで謝らない。」に限ります。
    自分がミスをしたのにもかかわらず、平気でこちらのミスみたいに言ってきたりするしね。日本人の癖で謝ったり、お礼言っちゃダメだなぁ、と毎日感じます。
    下手に出たらダメ!日本人同士の腰のひくーいコミュニケーションが懐かしいっス。

     

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