ブースケのドイツなんでも日記

南ドイツ、ミュンヘン在住のブースケ日記。 毎日の生活の中で面白いテーマをドイツからお届けします。

Montag, Februar 27, 2006

新ブログ作っちゃいました

前々から考えていた新ブログがやっとこさ出来上がりました。
まだまだ、前の記事なども移動させてないのですが、
これからの記事はこちらに載せようと思います。
皆さん、これからもよろしくお願いしますね。

ブースケからGuten Tag!

Donnerstag, Februar 23, 2006

文字コード大問題

いつも見てくださっているブログ仲間の皆様、見苦しい文字化け記事が出ているかもしれませんが、すみません。
ちょこっとトラブルなので、もうちょっとしたら訂正していきます。

前々から問題だった文字コードの件で、先日も友人(日本のパソコンをドイツで使用している人)に「ブログが表示されない」とのご指摘を受けてしまった。
文字コードを変えてみたらとのアドバイスの通りに、ブロガーの文字コードを日本語のコードにしてみたら。。。何と前回の記事までも変な文字化けで表示されてるんですけど。。。
今日は直す時間がないので、訂正は次回までお待ちあれ。
それにしても、文字コードの問題、ここまで悪化してしまいました。
・・・ので、いっその事引越し、又は全く新しいブログを作成しようと思います。
詳しい情報は決まり次第載せますねー。

Freitag, Februar 17, 2006

外国人としてドイツに住む

まだドイツに来て間もない時の事です。

同じ語学学校で知り合った日本とドイツのハーフの友達が言った一言。
「日本では外国人に見える人は”外人”扱いされるけれど、ドイツではドイツ語がドイツ人並に話せればドイツ人として扱ってもらえる。」
正直、この一言は私にとってかなりな衝撃だった。
外国人の私でもいつかドイツ語が上手くなれば、外国人としてではなく対等にドイツ人として扱ってもらえる�
別にドイツ人にはなりたいわけではないけれど、「外国人=不利」と考えていた私にとってはとても対等な扱いに思えたのです。
それから、この言葉は私にとってドイツ語を学ぶ励みでした。

しかし、しばらくしてから「ドイツ人として扱われる事に対して疑問を持つようになった。
ドイツ人としてのルーツも背景も持っていないのにドイツ人として扱われるということは自分のルーツは何処へ行ってしまうんだろう、という疑問。

ドイツでは2001年の国籍法改革により、外国人でもドイツで生まれた子供は出生と同時にドイツ国籍を取得出来ることになった。
大人の外国人でも従来の15年に代わり8年以上滞在するだけで市民権請求の権利を得られるらしい。

実際にドイツに多いトルコ系の人達って、国籍上ではドイツ人が多いんだよね。この人達ってドイツ籍なのに家庭では母国語を話続けている為、ドイツ語が不自由な人が多いとのこと。ドイツの社会問題のひとつです。

・・・なので、ドイツ語に不自由しなくなるとドイツに8年以上住んで�?るいわゆるドイツ国籍を持っている人に思われることもある。
しかも滞在8年以上で本当にドイツ国籍も持てるようになる・・・ってことはドイツ人にもなれる?
そうなるとますます自分のルーツを見失いがちになってしまう。

今回、このテーマについてインターネットで調べてみてとっても面白いHPを見付けた。
Die Kreuzungsstelle (ドイツ語で交差点という意味)
http://www.kreuzungsstelle.com/index.html 
ここにはいろいろなバックグラウンドを持った人達によるコラムが載っている。
その中で特に興味深かったのが日本に住むハーフの人達が書いたアイデンティティについてのコラム集。

両親の国籍が違う人、異国で生まれ育った人、そして私のように異国に住んでいる人。
皆それぞれ自分を見つけるべく、いろいろと考えているんです。
国籍とかパスポートだけでは判断できないアイデンティティの問題。
日本に住んでいた時にはあまり考えなかった事ですが、ドイツで外国人として暮らしていて違う視点で見える機会に恵まれたと思います。

外国人として暮らすということは偏見、特別扱い、などなど他と違う扱いをうけます。(もちろん悪い面だけでもなく、いわゆる外国人ボーナスとか得する面もあると思いますけどね。)
電車の中でじろじろみられたり、いきなり「ニーハオ」と知らない人にすれ違いざまに言われたりなんて、よくある事です。

言葉が例え(あくまで例えですよ。私はマダマダですけど。)パーフェクトだとしても見かけだけで偏見を受ける事もある、これも残念ながらドイツの現状です。
正直、「日本で暮らしていたらこんな嫌な思いはしなくてよかったのに。」と思った事も何度もあります。
で も、日本に暮らしている外国人、ハーフの人が違う環境にあるかと言うと、それはそうではないんですよね。偏見とか差別はどこにでもある。これは、悲しいけれど事実なんです。

でも!!!それと同時に国籍を越えた付き合いとか関係もあるって事を私は知ってます。
ドイツ語がつたなかった頃から私を個人として認めてくれた人達。そんな人達がいるから、今でもドイツで頑張ってこれたし、これからも頑張りたいと思います。
ドイツに来て、国籍以上に自分を持つことの大切さを学びました。日本人・外国人の枠とか定義以上に、私自身、つまり個人をしっかりさせる努力って大事なんですよね。
これからも枠を越えたお付き合い、大切にしたいと思います。


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Montag, Februar 13, 2006

我が家のコンピューター事情

ブログ仲間のyumeさんの記事にコンピューター事情について書いてあったのがきっかけで我が家にあるコンピューターの数を数えてみた。

自分の分だけで2台。ラップトップとデスクトップ。
でも、彼の分が分からない。。ので聞いてみたら、返ってきた答えが何と約10台
まず、ゲーム用に1台、プライベート用に一台、ラップトップが2台、ザウルスが一台、PSP(プレイステーション・ポータブル)一台、マルチメディアサーバーが一台、そして地下に3台くらいあるらしい。
・・・っていうかコンピューターの定義自体が違うからびっくり。

ちなみに私のコンピューターのイメージってこんな感じです。(後ろのブースケは何の意味もございません。)
モニターとキーボードが付いていて、OSが入っていてっていう感じですかね。

彼にとってコンピューターとは・・・
計算する機械、人間が使うものは「デスクトップラップトップ」と言う、との答え。
だから計算機もコンピューター。
確かにWikipediaで調べてみたら「広義には計算機、狭義には計算開始後は人手を介さずに計算終了まで動作する計算機。純理論的には、チューリングマシンと等価・・・」と書いてある。

彼 に更にコンピューターについてを聞いてみたところ、まずは基礎知識を・・・と30分みっちり語ってくれた。うーん、でも分かったような分からないような。 すんごく一生懸命に説明してくれるのだけれど、説明が細かすぎるのと、今までの歴史など私の質問と直接関係がない(ように見える)説明は頭がシャット・ア ウトしてしまうのね。。。

彼曰く、「コンピューターは楽器のようなもの。」どんな物も音を出す気になれば出せる=楽器にはなる。けれど、「どんな音が出るかは楽器の品質、種類次第だし、良い楽器を持っていても、それが活かせるかは演奏者の腕次第。」だそうな。

彼の努力をよそにまだまだコンピューターおんちな私。
楽器はあっても、良い音楽を奏でられてません。。。

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みんなのハート

週末に友達夫婦と一緒にドイツ料理食べに行ってきました。
今回の目的は何と言っても、このレストランでは日曜しか出していない「Spanferkel子豚ちゃんの丸焼きです。
南ドイツ料理のSchweinebraten豚のローストよりも断然柔らかいお肉、一口がぶりと噛み付くと肉汁がソースと絡まりあっていて、何ともいえない美味しさ。
付け合せはKartoffelklödelカトーフェル・クヌーデル(ジャガイモ団子)とBlaukraut(赤キャベツ)でした。
今回は残念ながら食欲優先で、気が付いたら写真を撮るのを忘れてター!!!
ので、別の写真ですが、こんな感じです。


こちらはブラウクラウト(赤キャベツ)の一品。たまねぎ、りんごなどと一緒にりんご酢、ワインなどで煮込んであります。ほんのり甘酸っぱい味。


お食事の後はこのカップルのお家にお邪魔してコーヒー&クラプフェン(ドイツの揚げパン)をご馳走に。
そして、お家で発見したのがこの一枚。(写真下↓)



この絵は彼らの結婚パーティの時に出席したゲストがひとコマづつ埋めていったもの。
私達の作品もあります。
一つ一つのハートに個性があふれ出ていてとっても素敵。
とっても素敵な結婚式の演出でした。

そして、今日は彼等からうれしいニュースが。。。
実は彼女が妊娠4ヶ月だそうな。。。
何だかついこの間が結婚式だと思ったら、もう1年半の月日が経っていたのでした。。。
みんなのハートに見守られて、彼らもパパとママになっていくのね。


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Samstag, Februar 11, 2006

ドイツ語習得の道 その4 -レポートの巻-

前回までの記事
ドイツ語習得の道 その1
ドイツ語習得の道 その2-発音+大学の巻-
ドイツ語習得の道 その3-語彙力の巻-

前回のポストで予告した通り、今回はレポートについて書こうと思うのですが、ただ単にレポートについてと言っても全ての要素はカバーできないので大まかに書きますね。

  • ドイツの大学システムについてちょこっと説明
ドイツの大学では従来、Magister(日本の修士課程に相当する)とDiplom制度が主流でしたが、最近ではどんどん短期間で卒業できるBachelor(学士号)とMaster(修士号)制度によって入れ替わりつつある状態です。
ちなみに2010年までには全大学に実施されるらしい。(このテーマについてはブログ仲間のKaoluさんも過去に書いてます。)

私のやっているマギスター過程の場合は基本的に4年制とかではなく、自分の単位の取り方次第で終了する年月もある程度自由。
基本的には4か5ゼメ目に中間試験というのを受けて、その前は基本課程で、中間試験後は中級、上級ゼミを受けられる専門課程に入ります。
中間試験は学部により、範囲や条件もさまざまで、私の場合は副専攻の学部でも中間試験を受けないと上級ゼミが受けられない。(T_T)

  • レポートへの道
ドイツの大学では論文を書く事は避けては通れない道です。
学期休みは長いのだけれど、その間に取った授業のレポートを提出しないと単位が取れない仕組みになってます。
ドイツ語学校からポーンと大学に入ってきた私は入学当初、レポートにかなり悩まされました。
。。。っていうか未だに苦しんでます。
何冊もの本を読んで、それをまとめるのに必死で自分のレポートの問題定義とかいわゆる本筋 (Der rote Faden)を失ってしまったり。とにかく自分の読み終わった本をまとめるのだけでも大変。

  • 読んだ文献の整理
今まで数々の論文を手がけてきた先輩にいろいろと聞いてみたら、皆さんそれぞれ自分なりのシステムを持っていて、結構似てる技だったりするんですよね。莫大な文献を整理して、自分なりの理論に従いながら論文を書くには、それなりのシステムを持ってないとダメですね。

さてさて、このテクニック。ちょこっとご紹介します。(皆さんに共通するやり方なので、ご存知の方のほうが多いかもしれませんが。。。)

  1. まず本を読む前にとりあえず目次をみて、必要な部分、章、又は全部をコピーする。 この際に忘れちゃあならないのが、本の最後の部分、索引の引用の本のリスト
  2. 何冊もの本に引用されている本はその分野で重要な本な場合が多いので、雪だるま式で他の文献に辿り着けます。
  3. コピーした文献をさらりと読みます。重要そうな部分はポストイットでページをチェック。
  4. その後読み直し、重要な部分にマーカーで線を引いていきます。

このテクのポイントはポストイット、又はマーカの色をテーマごとに変えていくことです。
ポストイットの色別に例えば(歴史的背景=青、現在の研究=赤)などなど。
論文の大体の構成が出来ている場合は大まかに分けて色づけすると後が楽かも。
大体のポストイットの色分別とマーカーの下線から、引用したい部分などはすぐに見付かるはず。

もう一つの方法は「引用したい部分はすぐに直接ワードに打ち込んでしまう。そして、後から付け足し、又は削除していく」やり方。
このやり方はちゃんとに引用部分と自分で書く部分の関係がはっきり分かっていない場合、前後関係・相互関係がグチャグチャになってしまう危険性あり。つまり本筋がしっかりしていないと、引用に流されたり、何でこの部分を引用したかったのかが分からなくなってしまうことも。

  • 新たな方法
引用部分を直接打ち込んだり、ポストイットで目印をつける方法だとある程度文献数が増えると、行き詰ってきます。文献が増えた分、概要が見えなくなってくるからです。
そこで本 のリストを作って、大体の内容を区別。例えば歴史だったら「れ・G(Geschichte)」など記号を決めて分類していく。
リストとは別に一冊づつのま とめを 書いて、必要な部分(引用する部分)は書き写す。または、見つけやすいようにページ数、引用の内容などを書き込む。時間がかかる方法ですが、まとめを書く ことによって論文の内容も書きやすくなるので、逆に論文を書き始める時に時間節約になるという意見も。「急がば回れ」ですね。

  • 疑問から始まる
レポートを書くためのチューターコースに通った時に言われたのが、「自分のレポートの中で何を問題にしているのか、研究テーマ、質問を書きなさい。」だった。
確かに、読んだ本をただ単にまとめるだけでなく疑問を持って研究を進めていくレポートの方が書きやすいし、理論的に書きやすいですね。
  • 構成
自分の中で浮かんだテーマについての疑問、書きたい内容をうまく構成して、レポートの形に仕上げるのもレポートを書く上で必要な能力。
そこで便利なのがマインドマッピング(マインド・マップについて)
テーマを元に章のテーマを考えたり、その関係をはっきりさせるのに便利です。
中 にはマインド・マップを作成するためのソフトもあります。ちなみに私が使っているのは雑誌の付録で付いていたMindMapper 3.5。タダだし、マークや絵なども気軽に付けられ、簡単にマインド・マップが出来上がります。紙に書いても、持ち運び便利だし、手軽でいいですね。

その後、構成で作った各テーマ(章)に自分なりのキーワードを考えます。
そのキーワードを文章にして、その内容にあう引用文などもいれて、章が完成。
一つの章が大きくかったり小さすぎた時は他の章とつなげたり、分散して構成を改善。

早いうちに構成が出来ていると文献をまとめたりするときにも焦点を絞りやすいし、後が楽になりますね。


・・・今回は内容がかなり増えてながーいポストになってしまいましたが、最後まで読んでくれてありがとうございます。
実際に大学などで論文、レポートを書いている人たちにはちょっぴり物足りない内容だったかな。
ちょこっとでも使える部分があればと思い、自分で使ったり、教えてもらったテクニックを紹介してみました。

日常生活に困らない程度のドイツ語を話せるようになってからますます思うのが、「自分が満足した段階で自分のドイツ語も成長しなくなる」ってことです。
どんな言語でも毎日新聞を読んだり、新しい言葉や言い回しを学ぶ事を怠るとどんどん退化していっちゃうものなんですよね。
これからもドイツ語に限らず、日本語、英語と伸ばしたいと思います。
先はながーーーいぞ!!!

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Freitag, Februar 10, 2006

ドイツ語習得の道 その3 -語彙力の巻-

一番の苦労は何と言っても語彙力でした。
新聞の切り抜きを訳して、単語を抜き出したり、単語帳作ったりしたけれど、なかなか頭に入らないんだ、これが。

知り合いのすごい日本人H兄さん(ドイツ語・フランス語・ラテン語まで習得)は毎朝起きてから必ず単語帳を30分復習するそうな。ラテン語の単語帳30分、フランス語、そしてドイツ語。
この単語帳に私としてはものすんごく興味を引かれていろいろねちっこく質問してしまったのですが。。。
「普通の単語帳」に動詞とか、名詞とかごちゃ混ぜで書き込んであるのみだそうです。
単語、意味のほかに用例も載せておくと、実際に使いやすいそうです。
結局、単語を覚えるには「継続が大事」ってことですね。

単語帳の書き方にこだわったりしている方がすぐに飽きてしまって、辞めてしまう場合が多いので、面倒くさい分類やキレイに書こうとはしないで、とにかく書きつぶすつもりで単語帳を埋める方がいいらしいです。

単語と言えば、本を読んだり新聞を読むのが一番ですが、私のお薦めは「Welt Kompaktウェルト・コンパクト」です。HPはこちら→ http://www.welt-kompakt.de/
この新聞は名前の通り「Die Welt」のコンパクト判。新聞のフォーマットも小型なので、移動中でも読みやすいし、記事も小さく、文章も簡単に分かりやすく書かれています。
ドイツ語の新聞を読みはじめたい方、新聞を読む時間があまり取れない方にお薦め。

もう一つ初心者の方へのお薦めは、ドイツ語ニュースのメルマガで す。ほとんど毎日ドイツ語のニュース+単語、全体の訳がメールで送られてくるので、自分で調べる手間ヒマが省けて、楽に新しい単語が学べます。ドイツ語か ら日本語の訳を練習するのにも、良い練習になると思います。自分なりにドイツ語ニュースを訳してみてから、答え合わせのつもりで模範訳と照らし合わせてみ るのもいいですね。


いままで3回続いたドイツ語習得の道しりーず、次回で最終回です。
「ドイツ語習得の道 その4」ではドイツの大学、そしてレポートについて書いてみたいと思います。
ドイツ語習得の道 その1
ドイツ語習得の道 その2-発音+大学の巻-
ドイツ語習得の道 その4-レポートの巻-


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Montag, Februar 06, 2006

ドイツ語習得の道 その2 -発音+大学の巻-

今回は日本人が特に苦手な発音について。そして、大学に入ってからの道のりです。
  • 発音
私の場合日本で英語をかじっていたので、日本語から入るよりもドイツ語の発音には慣れやすかったのですが・・ウムラウト(→ÖÄÜ OAUの母音に点々が付いているやつね)は難しかった。 英語にも無い発音だし、アジアの人は一般的にウムラウトが苦手らしい。ちょこっと説明してみました。主観的なイメージで書いているので、あしからず。

Ä 、ä」はどちらかというと日本語の「エ」の発音。口の中も開いてる感じ。
その代わりドイツ語のは「エー」を伸ばして伸ばして、猫の鳴き声風な「エー」になります。舌の位置もÄより口の奥のほうに縮こまっている感じ。口にも力が入っている。

Ü」は「ウ」の唇をして、口の中では「イー」って言っている発音。実際には「ユー」に近く聞こえます。

Ö ö」の発音も日本語にはないし、難しい。「オ」の唇の形のままで「イー」と言うって言われましたけど、実際やってみると最初は「無理じゃん!」と突っ込みを入れたくなるくらいの難しさでした。あまり練習してるとオラウータンになった気分です。

ウムラウト、母音の発音以外に苦労したのが子音の並んだ単語でしたね。
例えば・・・

Psych
ologie (心理学)、最初の5文字は子音

良く例に出される子音の多い単語は。。。動詞 schrumpfen「縮む、減る」のカジュアルな2人称du(君)との変化形です。
Du schrumpfst 「君は縮む。」最初の4文字、母音
<u>をはさんで後半の5文字がまたもや子音。

出来るようになるまで何回も直してもらって、ちょっとづつ発音できるようになりました。
英語でもそうだと思いますが、日本語の特徴から、私達は子音の後に必ず母音を入れてしまうんですよね。
なるべく母音を抜かして発音する心がけをしていれば、いわゆる日本語なまりも抜けてくるんだと思います。

aus www.de. wikipedia.org (gemeinfreies Photo)

  • 大学-1学期目
とにかくこちらの大学のシステムを把握したい、授業の内容についていきたいの一心で、取れるだけの授業を取ってみました。結果、時間的に朝から晩まで、お昼時間抜きで授業だったり、スケジュールはメチャメチャに。1日中ドイツ語だし、まだあまり友達もいなかったので1日中話さなかったり、孤独っぽい日が続きます。

専攻学部のセミナーでは、プロトコール(授業内容をまとめたもの)、口頭での発表、そしてレポート提出の3セットをこなさないと単位がもらえないので、チューターコースの先輩に泣きつきながら、いろいろと伝授してもらいました。
どの授業、単位が必要か?などの大学、学部のシステムについて
図書館の利用方法、本の探し方
授業中のメモの取り方
読んだ本のまとめ方
発表の仕方(発表の時に配るハンドアウトの書き方)
レポートの書き方 などなど。

大学には試験対策の詰め込み的な勉強だけではなくて、自分でテーマを選んで、自分のアイディアで作成できる自由がありました。
同時に今までのやり方を新しい方法に切り替えなくては、と言う戸惑いも。
とにかく沢山授業を取っていたので、各授業の準備だけでもかなりな時間が必要。

そんなこんなで学期末に。ドイツの大学では学期休みが2ヶ月あります。
その間に学期中にとった授業のレポートを書き上げて提出。

次回 ドイツ語習得の道 その3は語彙力について書いてみたいと思います。



ドイツ語習得の道 その1
ドイツ語習得の道 その3-語彙力の巻-
ドイツ語習得の道 その4-レポートの巻-
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