ドイツ語習得の道 その2 -発音+大学の巻-
今回は日本人が特に苦手な発音について。そして、大学に入ってからの道のりです。
「Ä 、ä」はどちらかというと日本語の「エ」の発音。口の中も開いてる感じ。
その代わりドイツ語のEは「エー」を伸ばして伸ばして、猫の鳴き声風な「エー」になります。舌の位置もÄより口の奥のほうに縮こまっている感じ。口にも力が入っている。
「Ü」は「ウ」の唇をして、口の中では「イー」って言っている発音。実際には「ユー」に近く聞こえます。
「Ö ö」の発音も日本語にはないし、難しい。「オ」の唇の形のままで「イー」と言うって言われましたけど、実際やってみると最初は「無理じゃん!」と突っ込みを入れたくなるくらいの難しさでした。あまり練習してるとオラウータンになった気分です。
ウムラウト、母音の発音以外に苦労したのが子音の並んだ単語でしたね。
例えば・・・
Psychologie (心理学)、最初の5文字は子音
良く例に出される子音の多い単語は。。。動詞 schrumpfen「縮む、減る」のカジュアルな2人称du(君)との変化形です。
Du schrumpfst 「君は縮む。」最初の4文字、母音<u>をはさんで後半の5文字がまたもや子音。
出来るようになるまで何回も直してもらって、ちょっとづつ発音できるようになりました。
英語でもそうだと思いますが、日本語の特徴から、私達は子音の後に必ず母音を入れてしまうんですよね。
なるべく母音を抜かして発音する心がけをしていれば、いわゆる日本語なまりも抜けてくるんだと思います。
専攻学部のセミナーでは、プロトコール(授業内容をまとめたもの)、口頭での発表、そしてレポート提出の3セットをこなさないと単位がもらえないので、チューターコースの先輩に泣きつきながら、いろいろと伝授してもらいました。
どの授業、単位が必要か?などの大学、学部のシステムについて
図書館の利用方法、本の探し方
授業中のメモの取り方
読んだ本のまとめ方
発表の仕方(発表の時に配るハンドアウトの書き方)
レポートの書き方 などなど。
大学には試験対策の詰め込み的な勉強だけではなくて、自分でテーマを選んで、自分のアイディアで作成できる自由がありました。
同時に今までのやり方を新しい方法に切り替えなくては、と言う戸惑いも。
とにかく沢山授業を取っていたので、各授業の準備だけでもかなりな時間が必要。
そんなこんなで学期末に。ドイツの大学では学期休みが2ヶ月あります。
その間に学期中にとった授業のレポートを書き上げて提出。
次回 ドイツ語習得の道 その3は語彙力について書いてみたいと思います。
ドイツ語習得の道 その1
ドイツ語習得の道 その3-語彙力の巻-
ドイツ語習得の道 その4-レポートの巻-
人気blogランキングへ ←大学での勉強もそろそろ終わりに近づいてきました。最初の頃が懐かしくなる今日この頃です。ドイツ語の道は厳しいですね。☆
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- 発音
「Ä 、ä」はどちらかというと日本語の「エ」の発音。口の中も開いてる感じ。
その代わりドイツ語のEは「エー」を伸ばして伸ばして、猫の鳴き声風な「エー」になります。舌の位置もÄより口の奥のほうに縮こまっている感じ。口にも力が入っている。
「Ü」は「ウ」の唇をして、口の中では「イー」って言っている発音。実際には「ユー」に近く聞こえます。
「Ö ö」の発音も日本語にはないし、難しい。「オ」の唇の形のままで「イー」と言うって言われましたけど、実際やってみると最初は「無理じゃん!」と突っ込みを入れたくなるくらいの難しさでした。あまり練習してるとオラウータンになった気分です。
ウムラウト、母音の発音以外に苦労したのが子音の並んだ単語でしたね。
例えば・・・
Psychologie (心理学)、最初の5文字は子音
良く例に出される子音の多い単語は。。。動詞 schrumpfen「縮む、減る」のカジュアルな2人称du(君)との変化形です。
Du schrumpfst 「君は縮む。」最初の4文字、母音<u>をはさんで後半の5文字がまたもや子音。
出来るようになるまで何回も直してもらって、ちょっとづつ発音できるようになりました。
英語でもそうだと思いますが、日本語の特徴から、私達は子音の後に必ず母音を入れてしまうんですよね。
なるべく母音を抜かして発音する心がけをしていれば、いわゆる日本語なまりも抜けてくるんだと思います。
- 大学-1学期目
専攻学部のセミナーでは、プロトコール(授業内容をまとめたもの)、口頭での発表、そしてレポート提出の3セットをこなさないと単位がもらえないので、チューターコースの先輩に泣きつきながら、いろいろと伝授してもらいました。
どの授業、単位が必要か?などの大学、学部のシステムについて
図書館の利用方法、本の探し方
授業中のメモの取り方
読んだ本のまとめ方
発表の仕方(発表の時に配るハンドアウトの書き方)
レポートの書き方 などなど。
大学には試験対策の詰め込み的な勉強だけではなくて、自分でテーマを選んで、自分のアイディアで作成できる自由がありました。
同時に今までのやり方を新しい方法に切り替えなくては、と言う戸惑いも。
とにかく沢山授業を取っていたので、各授業の準備だけでもかなりな時間が必要。
そんなこんなで学期末に。ドイツの大学では学期休みが2ヶ月あります。
その間に学期中にとった授業のレポートを書き上げて提出。
次回 ドイツ語習得の道 その3は語彙力について書いてみたいと思います。
ドイツ語習得の道 その1
ドイツ語習得の道 その3-語彙力の巻-
ドイツ語習得の道 その4-レポートの巻-
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7 Comments:
At 21:33, Minako said…
Busukeさん、
偉いね。すごいね。大学でドイツ人に混ざって頑張るって大変だと想像します。特に来て間もない頃ならなおさらですよね。
スウェーデン語にもäöåという英語にないアルファベットがあって発音が難しいです。私は前にも書いたとおりのおちゃらけでやり過ごしてます・・・。
それにしてもこの子音の羅列の単語たち、ぞっとしますね!
At 16:46, Marinka_ilmondo said…
実は私の本棚にはドイツ語の文法書があるのですが、ここ数年開いていません…。これは日本OL時代に買って、自分でやり始めたのですが、数ページに書き込みあるだけです(笑)。
大学での勉強を母国語の生徒達と一緒にするって本当に凄いことだと思います。記事を読んでいて、「語学学校ぐらいで甘えとったらいかん!」と自分に喝入れました。
よい刺激をありがとうございました。
At 19:41, Kaolu said…
あーーーPsychologie...未だに言う前に息を大きく吸い込んでからじゃないとちゃんと発音できません。
ドイツ語、文法も難しいし、何年いても新たに学ぶこと多しです。
大学も大変ですよね。私も大学休みはいつもHausarbeit書きに費やしていました・・・。
頑張ってください!
At 10:56, busuke said…
minakoさん、
私からしたらminakoさんの方がよっぽど偉いと思います。
大学に入ったばかりの時は毎日が新しい事の連続でしたが、最近はだれ気味です。
今回はこういった記事を書くことに迷いがありましたけど、自分の今までを振り返る良い機会になったと思います。
子音の多い単語はアクセントのつけ方も難しいし、最初はどこに区切りをつけたらよいのか分からず、苦労しました。
見るだけでぞっとしますね。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
bambinaさん、
こちらこそ、いつもbambinaさんのブログでやる気、刺激を頂いてますよ。
やはり「母国人にはかなわない」と諦めない事が大事ですよね。
お互いに喝を入れて、頑張りましょう!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
kaoluさん、
そうそう、一息おいてから発音しますね。子音の羅列単語!
ドイツ語は何年経っても学びがいがあるというか、奥が深いというか。。
Hausarbeit書きは自分との戦いですよね。
自分に甘い私としては、まず自分に打ち勝ってからでないと。。。
kaoluさんからもアドバイス頂けませんか?
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
cha chaさん、
えー!Bambinaさんといい、cha chaさんといい、結構ドイツ語を勉強していた方って多いんですね。
口頭での発表はレポートを書く軸になるし、問題点を他の人と話し合えるという面ではとても為になると思うのですが、最初はガクガクで前もって書いてあったものを読み上げるだけみたいな感じでした。
でも、徐々に紙から離れて自由に話せるように練習したりして、ちょっとはマシになってきたとは思います。
でも、今でも緊張しますね。本当にまだまだ改善の点多しです。
At 19:44, Anonym said…
私の場合、母音「u」と「e」系の発音が難しいと感じてます。日本語の「ゥ」「ェ」より、大きくはっきりと口を動かさないといけないとは分かっているんですが、やっぱり日本語を引きずってだらしない発音になってしまうんですよ…。
ドイツ語だけでなく英語にもフランス語にも共通した問題なので、きちんと発音できるようになりたいんですが、顔が筋肉痛になりそうで(笑)。
大学での勉強も終盤に近づいてきたとのこと。ラストスパート頑張ってくださいね!
At 20:14, Anonym said…
久しぶり!
試験終わったよー!!
その勢いで昨日飲みに行ったんだ!
2リットルもビール飲むんじゃなかった・・・
発音大変だよね。
私はご存知かとは思いますが、
音声学やってるから、発音の仕方はわかってるんだけど、
できないやつってあるんだよね・・・
Uウムラウトの説明は
「イ」っていいながらそのまま口を丸めるって言われると一番わかりやすい気がする。
Oウムラウトは
Aウムラウトの音のまま、もしくはEの音のまま口を丸める。
実は結構説明事態は簡単なんだけど、
なかなかできないんだよね。
試験終わったし、近いうちに遊びましょう!
At 16:22, busuke said…
ねずみxさん、
私の場合まだ終盤に行く途中なんですけどねぇ。笑
とりあえずラストスパートの前のレポート提出と卒論の準備をやらないとね。
まだまだです。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
yukiちゃん、
試験どうだった?
そうそう、君は音声学だったよねー。
私の場合も音声学をDaFでかじって、「あー、そっか。」的な発見をしたことがあった。
何だか日本語で発音の説明をするのって難しいよね。説明できても、自分で何回も練習してないとっていうのもあるしね。
っていうか来週あたり遊ぼうっか?
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