タイでの思い出
うちは新年早々タイのクラビに旅立ちます。多分現地ではアップ出来ないと思われるので、このブログも2週間程お休みすると思います。
タイの地図はこちら。(クラビはタイの南部、プーケットの東の方向でございます。)
私にとっては今回の旅行で、何と4回目のタイ。
一番最初のタイ旅行のお話(かなーり前です)を書きたいと思います。
私の第一回目のタイ旅行は一人でバックパックの旅 でした。
その当時、例に洩れず沢木 耕太郎さんの『深夜特急』(この本を読むと絶対旅したくなりますね。)を愛読していた私はアジアへの旅にムズムズしてました。
バックパックの時はいきあたりばったりな主義の私。予定もとりあえずバンコクに着いてからです。
早速バンコクで知り合った日本人の女の子、舞ちゃんとチェンマイに遠征するタイのキックボクサー達と一緒にチェンマイまで旅行することに。
一ヶ月の旅行のうち最初の数日はバンコク、1週間は北部のチェンマイ、後の一週間は更に北部のチェンライに行く予定でした。
しかーし、チェンマイで発病。(多分露店で食べた豚の耳が悪かったものと思われる。)
トイレからも、ホテルの部屋からも出れない状態になりました。
私が部屋から出られない状況の時も、タイ人のキックボクサーやバンコクから一緒の舞ちゃんが、食糧の差入れをしてくれたり、いろいろな人に支えられて切りぬけたような旅でした。
結局最後の一週間もぎりぎりまでチェンマイに残って、一週間通っていたマッサージコースを延長することに。(お蔭でマッサージ上手くなりましたよ。マッサージが出来るだけで2人以上から結婚を申し込まれました。何でやねん。)
マッサージ学校ではチリに移住してマッサージ師として働く京子さんという日本人女性や、 ニュージーランドで気功の先生をしている人とも知り合えたし、いろいろな人達との出会い、経験をさせていただきました。
特に気功の先生は私が周りの人達に「病院に行った方がいいよ。」と言われている中、「気を送ってもらって、ダメなら病院行く。その前にやってもらわないと分か らないでしょ。」と彼の申し出を受け入れたのを見て後で泣きながら「僕の気功を信用してくれて、嬉しかった。」と感謝。
私の方が感謝です。だって、気功を 受けた後、体中重かった骨が軽くなって、気持ちが悪いのも治ってしまったのですから。。。
すごい。やはり、信じるものは救われるですね。
その他にもいろいろな出会いがありました。
中でも面白かったのはバンコクで安ーいドミトリー(男女共同)に泊まった時の話です。
こちらに長くいる日本人Aさんが日本から遊びに来ていた銀行員Bと話をしていました。
話題はもちろん「ゴーゴーバー」について。(ゴーゴーバーは日本でいう、キャバレー、パブ。)
どこのお店がどうだとか、どの女の子が可愛いなどの話をしていて、
B: 「○○のゴーゴーバーは女の子が可愛い。」
A: 「でも、あそこのお店は男しかいないんだよな。」
それを聞いたBの顔からは血の気が引いていきます。
A: 「お前、まさか。。。」
B: 「だって、あなたならお金いらないって言うし、友達と一緒にって。3人で。」
A: 「それって・・・男三人。」
(注意)本当にあった話です。
こ のドミトリーにはそ の他にも、出会って1週間でタイ女性と婚約したアメリカ人男性、日本のパスポートをタイで売ろうとして、同部屋の人(彼の方が貧しい国の出身でお金もあま り 持っていなかった)から同情されてお金をもらった日本人男性、ドイツ語ペラペラなタイ人の通称「教授」(本当に教授だと言う噂でした。)などなど、面白い 人からふとどきならない人まで、出会いが沢山でした。
今回の旅行は実は結婚してから初めての二人旅。なので、新婚旅行ということに。
ホテルも良いところだし、バックパックの旅行とは全く違う旅になると思います。
一人だから、若かったから出来たバックパックのタイ旅行。
たまに思い出すと、昔の後先考えてなかった、いきあたりばったりで切りぬけていた自分の姿が妙に懐かしく思えてしまうのです。
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